マルチングの効果
2020年 06月 12日
ハーブ栽培クラスで、ハーブの季節のお手入れのレッスンの時に
マルチングのお話をします。
耐寒性がギリギリの植物の場合、マルチングをしておくと安心です。
マルチングとは植物の上に落ち葉や、枯れ枝などをかけておくことです。
雪が積もって、雪の下は0℃なので、
耐寒性のある植物は全然大丈夫なのですが、
函館は雪解けが早く、雪解けした後に寒さと暖かさが繰り返しながら春になります。
そのため、雪解け後の寒さ対策が必要な場合があります。
マルチングはそんな植物のための布団の様なものです。
函館ではコモンタイムは冬越し出来るか、結構ギリギリです。
地面に植えているものは だいたい出来るのですが、
鉢植えにしているものは冬越し出来ないことが多いです。
昨年の売れ残った苗をダメもとで戸外で冬越しさせたのですが、
隣にあった宿根草の上にマルチングしていたものが、
たまたまタイムの上にもかかっていた方(向かって右側)と
かかっていなかった方(向かって左側)、
見事に結果が分かれました。
マルチングしてなかったタイムとマルチングしていたタイム。
偶然なのですが、この結果を見せられ、「あー、ちゃんとマルチングしておけばよかった」と
反省しております(汗)
特にコモンタイムの様な小低木は枝が枯れるので、見た目が悪いです。
根っこは生きていましたので、内側には緑の新芽が見えます。
ラベンダーや、コモンタイム、サントリナなど、小低木系はマルチングをしておくと、
安心です。
流石に耐寒性のないものにマルチングをしても冬越しは出来ませんので、
微妙に冬越し出来たり、出来なかったり。というような植物にしておくと安心です。
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by solaogplanta2
| 2020-06-12 17:12
| ハーブ(植物&栽培)