苗の入荷から販売までの流れについて
2020年 04月 12日
ソラプラの苗の入荷から、販売までの経緯を改めてご案内いたします。
当店では入荷した苗をすぐ販売することはございません。
まず、入荷した苗は作業場に移して、必ず一つ一つ確認します。
運送中の傷みや、蒸れ、乾燥、土の具合などなど、
その状態に合わせて、お手入れして、水をやり、
まずは様子をみます。
大体、苗がたくさん入荷した日は 作業場からあふれてしまい、
店内の奥の通路の半分が通行止めになり、花苗の養生場所になってしまいます(汗)
状態の問題ないものから、外の気温によって、外に出します。
まずは出入口に近い日陰エリアに置いて、外の空気や気温に慣らします。
価格が付いておらず、この辺りに置いているものは 初めて慣らしをはじめた物の場合が
多いです。
だんだん日当たりの良いエリアに移動して、
風や、太陽の光に慣らしていきます。
数日かけて、徐々に慣らして、最終的には中央のメインエリアに移動します。
ここに置いているものは慣らしが済んだお花たちです。
4月はこういう流れで、養生と、慣らしをしながら、順番に販売となります。
販売になったものから、価格の札がついていきますので、
値段の付いていない物は養生中か、慣らしを始めた段階だと思ってください。
どうかな?と思った方は「もう販売してますか?」とお尋ねください。
時間が足りなくて、価格まで付けられないだけかもしれませんので(汗)
気温にもよりますが、夕方になりますと、
店内はこんな状況になります。
花苗のせいで、通路が通行止めになったり、非常に狭くなります。
ゆっくり雑貨などを物色はできませんのでご注意くださいませ。
雨の日や、とても寒い日などは早い段階から、このような狭い状態になる場合もございます。
ハウスなどを併設していない小さな店の悩みですが、強みでもあると思っています。
外に並べて販売するということで、お客様と同じ環境で苗を販売するまで管理できます。
面倒ですが、こうやって、外の環境に慣らして、準備することで、
お客様が何も考えずにお花を買って、普通にお庭に植えても
あまり苦労しないで育てることができるのではないか。と思っております。
また、季節の中でちょうどよく季節に合ったお花を販売する。という点においても
この小さな店と、外だけでちょうどよいのではないかと思っております。
お客様にはいつもご不便をおかけいたしますが、
ご協力、いつも感謝しております。
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by solaogplanta2
| 2020-04-12 00:43
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