ヨーロッパの美術館だけを巡る旅⑫ベルギー(ブリュッセル)
2020年 02月 25日
朝5時半、ドイツのケルンで列車を乗り換え。
6時半発の高速列車タリスに乗車。
9時7分 ベルギーのブリュッセルに着きました。
王立美術館
有名どころはいっぱいありました。
フリューゲル、スーラ、ゴーギャン。。。
ですが、ちょっと見ずらい美術館でした。
結構、見やすい美術館と、見にくい美術館があります。
大きくて、広いほど、見にくい事が多く、
私は比較的こじんまりとした美術館の方が好きです。
旅も18日目となり、大分疲れてきました。
朝から晩まで歩き回り、旅の半分は夜行列車に揺られて眠る毎日。
ちょっとここで、一回休憩を入れよう。と思い、
フランスのパリで4日間滞在することにしました。
パリは美術館もいっぱいありますが、
以前1か月くらい滞在して、ほとんどの美術館は網羅しています。
慣れている街なので、ゆっくり少し休憩して、
その後はユーロスターに乗って、イギリスのロンドン、
そして、アイルランドのダブリンへという計画でした。
やっと休憩できる!一回思いっきり寝よう!とパリの安ホテルにチェックイン。
フロントの方は気さくで話しやすくて、良い事ありそう。と
ウキウキしました。
久しぶりのユースホステルではない一人だけの部屋でシャワーを浴びて、
荷物を整理し、夜寝る前に、いくら使ったかノートに書きあげながら
チェックをします。
カードでいくら使ったか。手持ちの現金はいくらか?
足りなければ、明日いくらおろそうか?
毎日やる習慣ですが、
最後に何か違和感がありました。
あれ?
。。。
キャッシュカードがない?
どこへやったかな?
まさか!?
いや、そんなはずないよね?
え、ちょっとまてよ。。。
いつ最後に使った?
今朝、ベルギーのATMでお金おろしたよね?
まさか!?
やっちゃったかも!?
。。。
海外のATMでお金をおろせるキャッシュカードを持っていましたので、
旅先ではその都度、現地のお金が引き出せて、とっても便利でした。
ただ、要注意なのが、日本はまずキャッシュカードが返ってきて、
それから現金が出てくるのですが、
海外ではまず現金が出てきて、それから自分のキャッシュカードが
出てくるシステム。
そのため、何度も、キャッシュカードを取り忘れてしまいそうに
なることがありました。
海外では 分かりやすいピーピーなどという音も出ませんし、
日本のように音声でしつこくお知らせくださいません。
ブースなどにはなっていなくて、対外、街中の目立つ場所に機械がむき出しであったり、
駅の中にあったりしますので、(防犯のため)
現金が出てくると、何となく周りが心配で、急いでお財布にしまって、
サッと立ち去るという行動に出がちでした。
完全にやらかしました。
しかも、ATMにカードを指しっぱなしということ。
そして、ベルギーからフランスまで移動して、10時間以上たってから
気が付くなんて。。。
それからは国際電話をかけて、カードを止め、残高もどうなっているか
調べられないので、無事かどうかもわからず。
ベルギーでおろした現金で、ノルウェーまで何とか帰らなくてはいけない事になり、
即、旅は終了。となりました。
この日の日記には
世界中の人がみんないい人でありますように。
神様、カードが悪用されていませんように。
という願いで閉められていました。
㊱王立美術館(ブリュッセル)
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by solaogplanta2
| 2020-02-25 00:23
| 旅行