ヨーロッパの美術館だけを巡る旅⑩スペイン(バルセロナ)
2020年 02月 23日
早朝5:55にフランスとスペインとの国境駅に到着。
今までのように、列車の中で寝たまま国境を越えて、
朝起きたら、別の国だったとい便利さではなく、
国境駅で列車を乗り換えるシステムです。
9時45分 バルセロナの駅に到着。
駅のマックで、作戦会議をして、
お目当てのサグラダファミリアは駅から地下鉄で1本で行ける簡単さでした。
圧巻。
サグラダファミリア、一番感動しました。
すごすぎでした。
そして、一人ではなく、誰かと一緒に見ることが出来たで、
感動を分かち合えたのもよかったです。
とても心の中で「すてきー」「すごい」と感じるだけでは収まらない
素晴らしさでした。
もうこれだけで、ヨーロッパに来た価値あり。と思えるくらいの
素晴らしさでした。
色々なテイスト。
まだまだ工事中。
エレベーターで塔に上がるには別料金かかりますが、
ぜひ、上まで上がってみたほうが良いと思います。
あまりにも感動したので、その後、ガウディがらみの、
ガウディのデザインしたグエル公園も訪れました。
グエル公園では映画の撮影中。
交通機関も良く、移動もスムーズで、他の国より治安が悪いというイメージは
薄れていきました。
お昼に公園の近くの食堂で、パエリアとトルティージャを
みんなで食べる頃には 昨日までの恐ろしさ以上に、もっと見たい!
という気持ちが高まり、
3人に「私、やっぱりミロ美術館に行きたいの。
私に付き合ってもらうの申し訳ないから、これから一人で行ってくるよ」
と申し出ると、
3人も「僕たち、特に行きたいところはないから、じゃあ一緒に行きますよ」
と付き合ってくれ、元オリンピック会場だった場所にあるミロ美術館へ
この時、バスに乗ったのですが、
席に座りながら、地図を見たりしていると、
後ろの席のおばちゃんが、聞きもしないのに、「どこまで行くの?」と
話しかけてくれ、行き先を言うと、
「1,2,3個目の停留所だよ」などと、スペイン語で教えてくれ、
我々全員、「わーなんだー、親切―」と心が緩みました。
とにかく怖い怖いと思いながら過ごしていますので(笑)
ミロ美術館は素晴らしくよかったです。
行ってよかった。
ちょっと街中からは遠いですが、これは来てよかったです。
思いがけず良すぎて、時間を使いすぎました。
私一人、その日の夜行でスイスへ移動する予定でした。
駅へ向かうバスが、まさかの渋滞で、全く進まず、バスの中で足踏みしながら
「これはマジで間に合わない気がする」と慌てました。
私に付き合って、駅に向かう3人に「もし間に合わなかったら、
僕らと一緒にマドリードに行きましょうよ。プラド美術館もありますよ。」
と言ってもらいながら、出発10分前に駅に到着。
いや、コインロッカーから荷物も出さなきゃだし、ホームはどこ?
私一人なら、完全に諦めるパターンでしたが、
まだ!行けますよ!と3人がもの凄い勢いで、荷物を持って走ってくれたため
1分前に駆け込み、お礼もそこそこ、3人に見送られながらバルセロナを後にしました。
一人なら怖くて行けないマドリードだけど、4人だったら。。。
キャンセルして、マドリードに行けばよかったかな?と思いながら、
自分の席に座ると、前の席に日本人の男の子が座っていました。
「マドリードで、財布盗まれたんです」
あー、危ない危ない。やっぱりスペインは怖いんだ。
やっぱりこのままスイスへ移動で正解でした。と胸をなでおろしました。
ですが、その後、あの恐れていたマドリードに住むことになるとは
この時、思いもよりませんでした。
マドリードにやってくる、ほんの4か月前の話です。
㉕ガウディのサグラダファミリア
㉖グエル公園
㉗近代美術館
㉘ミロ美術館
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by solaogplanta2
| 2020-02-23 00:16
| 旅行