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ヨーロッパの美術館だけを巡る旅⑨フランス(ニース)

ヨーロッパもどんどん南の方に移り、

暖かくなってきました。

季節はちょうど2月下旬からスタートして、

3月に変わったあたりのことでした。


列車の窓からコートダジュールの青くて、キラキラ輝く海を眺めながら、

なんとなくリゾート気分でした。

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ニースのお目当てはシャガール美術館です。


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シャガールの絵は様々な美術館でも目にすることが多かったですが、

この美術館の絵画のラインナップは最高でした。

大きな絵が多かったです。

ステンドグラスの部屋があったり、モザイクがあったり。

シャガールのすごくキレイで、可愛くて、詩的な絵が良いなー。

と思いました。


さすがはシャガール美術館です。

圧倒されるほど良い絵ばかりでした。



マティス美術館

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切り絵がよかったです。



現代美術館

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コンテンポラリーアートはちょっと難しいです。

オブジェや、映像、写真など、

絵画より受け止めるのが難しいものを「はあー、これは?」と思いながら

見て回ります。


ニースもカーニバルシーズンで、街は華やかでした。

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ミモザの黄色いお花が至る所にあって、ニースは黄色いイメージです。

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最初は美術館だけ巡る旅。ということで、

駅、宿、美術館だけ、食事も駅か、美術館のカフェ、

お買い物も美術館グッズと画集のみ。

なんて、ルールを設けていましたが、途中からルールもゆるゆるになり、

ヴェネツィアではカーニバルの仮装用の帽子を買ってしまったり、

ガラス細工のペンを買ったりするようになっていました。

ニースでも ぽってりとした厚みのある可愛い模様の入った

カフェオレボウルなどにすっかり魅了され、

食器など割れやすい物を購入。


ですが、今思うと、もっと買えばよかったと思うほど

可愛いカフェオレボウルでした。

(日本で買うと種類も少ないですし、とっても高いので、

ぜったい現地で買うのがおすすめです。)

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ニースの美しい海岸線。

まだ、3月の上旬です。

年配の方々がサンセットに、お散歩する様子が優雅でした。


ニースから夜行列車でいよいよスペイン、バルセロナへ。


安いユースホステルなどに宿泊しますと、

みんな大体バックパッカーたちで集まると、情報交換が行われます。

駅や、列車で出会った旅行者とも、「どこから来たの?」

「これからどこに行くの?」と、常に情報交換して、

宿の情報や、現地の様子、注意点などを仕入れるのですが、

全員、すべての人が、「スペイン?スペインは止めたほうがいいよ」

「あそこは女の子一人で行くもんじゃない」

「みんなスられてる」

「がたいの良い男の人でも、リュックを引きはがされているところを目撃した」

など、恐ろしい情報ばかりでした。


私もさすがに恐ろしくなって、スペインに行くのは止めようかなと思いましたが、

ここまで来て、あのガウディのサグラダファミリアを見ないで

帰るのはどうか?と自問自答しました。

1日だけ。泊りは止めて、サグラダファミリアだけパッと見て、

パッとスペインから出てしまおう。

なるだけ怖いスペインには短時間滞在で乗り切ろう。と決意し、

夜、ニースの駅に戻ってきましたら、

日本人の大学生3人連れに出会いました。

夜行列車も一緒のバルセロナへ向かう3人でした。

やはり、みんなも、これから向かうスペインの恐ろしさを心配していました。


これ幸いと。「申し訳ないけど、スペインが怖いから、

ガウディのサグラダファミリアへ行く時に、私も便乗させてもらえない

かしら?」とお願いしたら、

快く、「じゃあ一緒に行きましょう」と言ってくれて、ホッとしました。


偶然にも、夜行列車のクシェットも一緒のお部屋でした。

「もうこのニースからの夜行列車から危ないらしいです」

と、言いながらチェーンで荷物を巻き付けている用心深さの3人が

いるので、これは何か起こっても安心だ。と思い、

私はゆっくり休むことができました(笑)



㉒シャガール美術館

㉓マティス美術館

㉔現代美術館






by solaogplanta2 | 2020-02-22 00:29 | 旅行

ハーブのお仕事とお庭の植物について


by solaogplanta2
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