ハプスブルグ展と、内藤コレクション展
2020年 01月 27日
ハプスブルグ展、1月26日までという事でしたので、
駆け込みで行ってきました。(間に合ってよかった)
ただ、混み混み(汗)
ハプスブルグ家と言えばの肖像画がたくさんありました。
皇妃マリアテレジアの肖像(マリーアントワネットのお母さま)
フランス王妃マリーアントワネットの肖像
薄い青のドレスの皇妃エリザベト
そして、ベラスケスの青いドレスの王女マルガリータ・テレサ
ベラスケスの絵画を見ると、何となくスペインの事も思い出します。
マドリードの有名なプラド美術館には何度も出かけましたが、
ベラスケスとゴヤの絵がいっぱいありましたので。
激混みでなければじっくり一つ一つを堪能したかったのですが、
混みすぎで、さらっと遠巻きに見てきました。
ちょっと残念。
名残惜し気に会場から出て、玄関ホールにある美術展のチラシを物色していましたら
目を引くチラシが。
内藤コレクション展 ゴシック写本の小宇宙
同じ国立西洋美術館の常設展の一角で開催されていました。
ハプスブルグ展のチケットで見ることができるそうで、ラッキーでした。
こちらが素晴らしかったです!
もろ好み!!
印刷技術がなかった西洋中世の時代、修道院では聖書や時祷書を手写本していました。
イニシャルを飾ったり、周りにきれいな模様を施した装飾写本は
芸術的な価値があります。
とても美しい写本にうっとり。
中毒学を専門とする医師の内藤裕史氏が数十年にわたり、蒐集されたコレクション
だそうです。
その写本の美しさにすっかり魅了されてしまいました。
こちらは非常にすいていましたので(笑)、ゆっくり一つ一つ丁寧にじっくりと
鑑賞でき、中世の教会にタイムスリプした気分になれました。
写真撮影もOKでした。
金箔も貼られていて、キラキラ。
物凄く手が込んでいます。
一番好きだな。と思ったのは
こちらの動物の絵が描かれた写本。ベスティアリウム(動物寓意集)
このページだけでもステキ。
何度も見てしまいました。美しい。。。
すっかり装飾写本の魅了の虜になってしまいました。
元々、写本には弱いのですが。。。
現存する最古の聖書写本は死海写本。
イスラエルの死海写本館まで見に行きました(笑)
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by solaogplanta2
| 2020-01-27 01:08
| 旅行