お店のバラたち②
2019年 07月 02日
ラリッサバルコニア
咲き始めがものすごく可愛いバラです。
パッと輝くようなピンク。
その後、こんな感じになります。
ロザリーラモリエール
花付きがものすごいです(笑)
つるバラのシリウス。
やはり、お花が咲きだすと、お客様たちの注目度が違います。
もちろん、写真を見たり、品種名や、条件で選ばれる方もいらっしゃいますが、
やはりそれは後付けで、一瞬のトキメキに勝るものは無い。という感じです(笑)
私もどれだけ伸びるかだとか、花の大きさがどうかだとか、結構どうでも良くて、
やっぱり、ステキ!と思ったものを選ぶことにしています(笑)
イングリッシュローズのバスシーバの咲き始め。
イングリッシュローズのボスコベルの咲き始め。
仕入れた苗たちをあまり売り物と考えてはいないので、
自分の庭に植えたバラと同じ感覚で毎日お手入れをしています。
値段も付いていないし、名前も見えなくて、買い方がよく分からない。
と言われることもありますが、(汗)スミマセン(汗)
ほとんどのお客様はご相談下さる方々ばかりですので、
イングリッシュローズで欲しいものがあるとか、つるバラで何かいいのがあるかとか、
ピンク系で香りのよいのが欲しいとか、初めてなので、丈夫な品種でおススメは?
等という具合にお尋ね下さいますので、
それだったら、このバラはどうでしょう?とか、
このあたりなら今年は良い株が入荷していますよ。とお話ししながらご紹介しています。
元々、仕入れる数は少ないですし、
仕入れたものを全て売り物としていいのか?というのもあります。
同じ品種でも、たいがい良い苗、イマイチな苗、まあまあな苗が混じってきますし、
年によっても苗の状況はずいぶん違います。
昨年はこの品種はすごく良かったけど、今年の株は酷いな。という時もあります。
イマイチな苗は売らないで、養生して、翌年良くなったら売りますし。
それが2年かかるなら、2年かけてからという場合もありますので、
あるけれど、今は売れないな。という場合だってあります。
中にはすごく良い株になったけれど、かなり根を切らないとお渡しできない
バラに慣れているお客様で、一度萎れるけれど、根が付いたら良くなることを
理解できる方や、ケアできる方にだけに販売する。という場合もあります。
色々な状況や、状態がありますので、
バラはお客様としっかり会話をしてから、販売したい。と決めてから、
こういう売り方でやっています。
ちょっと販売できないようなイマイチなバラ苗も、
ひと冬こすと、すごく良い株になる事が多いです。
春に仕入れたものより早く成長しますし、1年お姉さんですから、花付きも違います。
そして、やはり、ひと冬越したバラから売れていきます。
イマイチな苗が良い苗に変身して、お客様が「あれ、良い苗ね。あれ欲しい!」となった時は
やったー。という気持ちです。
そのバラの良さを引き出せたな。よかった。と思います(笑)
ただ、3年、4年経ちますと、さすがにお客様に販売する事は出来なくなってしまいます。
根がガッツリ地面に伸びてしまって、根付いてしまうからです。
そうなると、もう我が家のバラになってしまいます。
こちらのつるバラも根付いてしまったパターンです(汗)
そして、ロサカニナも、売り物の苗が根付いてしまったパターンです(汗)
そういう物が我が家は多すぎます。
意図しない所に根付いてしまいますので、毎回自分を反省しつつ。。。
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by solaogplanta2
| 2019-07-02 00:20
| バラ