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栄養系

5月に入り、栄養系の季節がやってまいりました。

ソラプラでは 一年草をメーカーさんが改良したお花をそう呼んでいます。

通常の一年草のお花はお花が咲くと、タネが付きます。

タネが付きますと、もうお終いのスイッチが入ってしまいまして、

どんどん老化していきます。

お花が咲いている時は株は大きく広がりませんし、お花が咲いてタネが付きますと、

もうお花は咲かなくなります。

改良種はそのタネを付きづらくして、大きく広がって、いつまでもお花が咲くようにしたものです。

同じ品種でも一生の長さが全然違うのです。


サントリーから出ているサフィニアはペチュニアの栄養系です。

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ボンザマーガレットはマーガレットの栄養系


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キララはオステオスペルマムの栄養系

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星空マムはブラキカムの栄養系


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そして、寄せ植えに便利なアズーロコンパクトはロベリアの栄養系です。


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栄養系のお花は大きく広がって、どんどん次々咲きます。

そして、どんどん次々咲きますので、液肥はマメに、週1回くらい与えると、

肥料切れせず長くお花を咲かせることが出来ると思います。

サントリー以外にも、様々なメーカーから栄養系のお花はたくさん出ています。

アリッサムの栄養系、スーパーアリッサム

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カリブラコアの栄養系スーパーベル

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気にしてみますと、たくさん見つかります。


一年草の苗を買うより、価格は高くなりますが、一年草を3株植える所を栄養系は1株ですみます。

1ヵ月くらいお花が咲く所、半年以上お花を楽しめます。


うどん粉病に強かったり、丈夫だったりします。

ただ、気を付ける点があります。

なるべく花がたくさん咲く前の小さな株のうちに購入して植えこむことと、

途中で切り戻しをすることです。

花盛りの苗はお花にばかり栄養がいって、中々株がおおきくなりません。

ですから、小さいうちに早めに植えておきますと、黙っていても株が大きくなって、

その後はお花もいっぱい咲きます。

どんどんお花が咲いて、花付きが悪くなったり、茎が伸びて株が乱れてきましたら、

思い切って半分くらいの長さに切り戻しをしますと、

また新しい芽が伸びて、若々しい姿でお花が咲きます。

栄養系のお花は切り戻しをしますと、

何度も再生して、同じ株で雪が降る頃までお花を咲かせてくれます。


夏にも秋にもお花を買う必要がないほど、1つのお花で長く楽しめますので、

結果的には高い苗でもお得になります(笑)


ただ、やはり、切り戻しが出来ない方や、液肥をこまめにやれない方などは

秋まで持たず、夏にダメになってしまう事がとても多いようですので、

そういう方は栄養系の良さを実感できず、ちょっともったいないかもしれません。






by solaogplanta2 | 2019-05-13 00:20 | ハーブ(植物&栽培)

ハーブのお仕事とお庭の植物について


by solaogplanta2
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