オランダ&北欧農業視察旅行②
2019年 01月 17日
今回の旅は老舗の種苗会社、タキイ種苗さんが主催する旅行でした。
タキイ種苗のヨーロッパ支店がオランダにあったため、
ヨーロッパの種苗事情や農業を視察に行くというまじめな内容でした。
また、北海道の種苗店の方々が今回のツアーのメンバーです。
(確かに関係ない人間が行くのはどうかと思います(汗))
私は只々、ノルウェーという国に行ってみたい。のみでした(笑)
千歳空港で集合し、関空へ飛び、そこからスカンジナビア航空で、オランダへ
オランダには種苗会社の支店や、農場がありますので、
オランダに到着後、いきなり翌日からみっちりと視察でした。
W・F・Oの野菜市場の見学です。
ガラス越しに野菜のセリの様子を見学。
日本で見るセリの様子と違い、ヘッドフォンとマイクを付けて、電光掲示板を見ながら
コーヒーなど飲みながらのセリのスタイル。
電光掲示板ではルーレットの様にどんどん値段の目盛りが下がってきて、
1番初めにボタンを押した人がお買い物できる。というセリ下げ方式です。
その後は実際に市場の中を見学。
見慣れた野菜も、珍しい野菜も、見たことない野菜も、色々あって、興味深々でした。
写真を何枚撮ったのか?
丁度、長野の農家で住みこみのバイトをしていた最中のタイミングというのも幸いしました。
種まきも、収穫も、農協への出荷なども体験していましたので、すごくリンクして気持ちが高まりました。
コールラビも オランダの市場で初めて知りました。
芽キャベツ
市場のお兄さんたち
その後はチコリとブロッコリーを作っている農家さんの農場を見学。
初めてみるチコリ。そして、白いチコリは倉庫の中で遮光して栽培していることを知りました。
下がどんな風になっているのか、ちょっとだけ出してもらって確認。
その後、店をやるようになり、チコリの栽培方法を聞かれるたびに、この光景を思い出します。
こちらで栽培されるチコリの1番良いものは箱詰めにされ、国外へ
その他の等級はコンテナ詰めされて、オランダ国内へまわるそうです。
畑で走り回る飼い犬のブラウン。
見学は1時間刻みで、どんどんありました。
本当はどこももう少し時間をかけてゆっくりと見て周りったかったですが、
ヨーロッパ支店の社員さんは やはり、せっかっくオランダまで来てくれたのだからと
たくさん見てもらおうと準備して下さっていたのが感じられました。
チコリ農家さんの後は種子博物館へ
NATIONAAL SAET&CRUYT MUSEUM
1階は昔のオランダのお家の再現や、農家の道具類の展示、
2階が種子博物館です。
この時、種子の奥深さを感じました。
この種子博物館ももう少し時間があったらと思いました。
ステキな昔のタネの絵袋のデザイン
タネの説明をする模型
参加者の方々はどちらかというと年配の方が多く、のんびりとガイドさんや、
支店の社員さんのお話を聞く。という感じでしたが、
その中で、走り回って一番写真を撮りまくり、メモを取る私に
別の種苗店の社長さんが「いやー、こんなに真剣に写真を撮って、そんなに興味があるとは
感心だなー。流石、跡継ぎだ」と褒められました(笑)
その当時は跡継ぎじゃないですけど。と思っていましたが、後でなりましたので。。。(笑)
この時、様々な農場や市場を見させていただいたことはすごく良かったと思います。
こんな時でもなければヨーロッパの農場なんて見られないですよね。
ただ、旅行に行ってみたいだけで参加した自分が、すごく夢中になって見学していることに
驚きでした(笑)
未だに市場や農場の見学は大好きです。
ただ、写真はヘタクソだなー。野菜の写真は市場内が暗かったせいで、ほとんどピンボケでした。
この旅行に行く直前にカメラを買って行ったため、カメラの操作にも慣れていなかったもようです。
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by solaogplanta2
| 2019-01-17 00:26
| 旅行