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スペイン滞在記⑩スペインの食事

スペインの食事は日本人好みの味だと思います。

なにせ、お米もよく食べますし。

魚介類も豊富で、タコでもイカでも日本と同じように食べます。

(ヨーロッパの人はタコやイカをあまり食べる人がいないので)

スパイシー過ぎもしませんし、変わった味もなく、

なんだかすんなり受け入れられ食生活でした。


初めて。マドリードに着いた朝、マリッサのルームメイトのイザベラが

食パンをトーストして、バターとジャムを塗って出してくれました。

その朝ごはんを食べながら、私、スペインに住めるな。と思いました。

子供のことから偏食で、食べられないものばっかり、

他所のお家のご飯も苦手で、だから、誰かと同居なんて無理だと思っていました。

母にはいつも「戦争になったら、一番初めに死んでしまう」と言われていました(笑)

友人などにも、海外とか行ったら大変じゃない?と言われていましたが、

むしろ海外の方が合っていました(笑)


ですから、この朝ごはんが「あっ、食べられる」と、すんなり受け入れられて、

大丈夫な気がしました。

(考えてみましたら、ノルウェーの食事も大丈夫。ノルウェーの家庭の料理も

受け入れられました。)


朝は大体、どこもこんな簡単な食事です。

テレビでスペインの朝ごはんはチュロスにホットチョコレート。

なんて、言っている映像を見ますが、えー、ほんとかな?と思います。

スペインのいたるところにあるバール(立ち飲みカフェみたいな)の朝ごはんも、

トーストにマーガリンとジャム、それと飲み物とオレンジジュースが出ます。

オレンジジュースは本物のオレンジを絞ってくれますので、超美味しいのです。

バルセロナでも、南の方のコルドバでも、北の方のパンプローナでも

バールの朝ごはんはこんな感じでした。


スペインでは昼食が1日のメインです。

1日の中で、一番おかずも多い食事で、時間をかけて食べますので、

学生も、働いている人も、ほとんどの人はお昼には一旦自宅に戻って食べます。

そのため、マドリードでは通勤ラッシュは1日4回あります。(前にも言いましたね)


正直、自宅にいる時は普通にお昼はホットサンドとか、パンとチーズとかで、

私はどちらかというと、夜がメインという、日本のリズムでした(笑)

職場にも、パンとチーズとキュウリやトマトなどを持って行ってました。


そのため、スペインの人たちのお家での昼食はどんな感じかあまり詳しくはないでが、

お昼に同僚とランチや、近所の食堂で定食を食べたりするときには

あまりのボリュームにびっくりでした。

ですが、本当に美味しいので、その時だけは自分の胃が3倍くらいあったらと

いつも思うほど、スペインの食事はどれも美味しかったです。


自営業のお店などはお昼に閉まります。(シエスタですね)

そのくらい。お昼ご飯はゆっくり時間を取って食べて、休んで、

午後遅くからまたスタートするというのが普通でした。


そのため、夕食は遅いです。

子供たちは先に食べますが、夕食は22時が一般的でした。

マドリードに来た当初、20時頃から夕食の支度をしていましたら、

ルームメイトたちに「え!?今から夕食なの?」と驚かれました。

なにせ、それまで住んでいたノルウェーでは夕食が15時からで、

ここが1日のメインの温かい食事です。その後、軽く食べる夜食が19時半ですから。

ノルウェーとスペイン、同じヨーロッパでもずいぶん違う事に驚きました。


週末などは その夕食を食べた後にお出かけします。

映画に行ったり、パーティーに出かけたり、

何だか1日がとっても長くて、充実していました。


デッサンの学校があったマドリードのマイヨール広場のカフェ

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古都トレドのカフェ

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眺めがとっても良いカフェでした。






by solaogplanta2 | 2018-12-29 00:57 | スペイン

ハーブのお仕事とお庭の植物について


by solaogplanta2
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