オーストラリア系のハーブ
2018年 12月 12日
先日レモンヴァーベナは落葉樹だったことに気が付きましたが、
レモンマートルは常緑樹なので、落葉しません(笑)
今年、落葉させてしまったのは 純粋に、乾燥させてしまったからです。
枯らしたレモンマートル → レモンマートルの復活
夏に復活したレモンマートル、今も元気です。
今回は乾かさない様、気持ちを引き締めております。
レモンマートルも、ユーカリも、ティーツリーも
耐寒性が無いハーブの木は函館では戸外に地植え出来ないため、
鉢植えにして、室内で観葉植物の感覚で栽培することになります。
見た目は観葉植物と同じように見えますが、性質としては全然違います。
まず、とにかく乾きます。というより、水が好きです。
たいがい冬の室内の乾燥で、ダメにされますが、
早い段階で、水やりが足りなくて、枯らしてしまう方も非常に多いです。
置いている場所、環境、温度、鉢の大きさ、などにもよるので、
ピンポイントに、何日に1回の水やり。という乱暴な説明は出来ませんが、
きっと、皆さんが考えている感覚とは違うと思います。
店のレモンマートルのポット苗は 購入したお客様が新しい鉢に植え替えて
栽培されるものなので、もとより小さいので、良く乾きます。
そのためもありますが、店では毎日水やりをします。
現在は室内も10℃と寒くなってきましたので、控えめになりましたが、
それでも2日に1度か、3日に1度のペースでたっぷりやっています。
大きな鉢に植え替えたティーツリーたちも、お天気や気温にもよりますが、
2,3日に1度のペースです。
先日、ハッと気が付いたら、ポット苗のユーカリが3鉢カラカラに乾いていました。
しまった。水やり忘れていた!と思いまして、水やりしましたが、時すでに遅し。
パリパリに乾燥したまま復活できませんでした。
オリーブや、月桂樹、ローズマリーも含め、(オーストラリア原産ではありませんが)
ハーブ系の木はインドア系の植物。として考えてしまうのは
少し難しいのかもしれません。
鉢植えで栽培する木ということで、観葉植物感覚で。とお話することが多いのですが、
その感覚は観葉植物の様に栽培する事ではないように思います。
ハーブ好きの気持ちとしましては あくまでも耐寒性がないから鉢植えで栽培していて、
外では冬越し出来ないから、室内で栽培するのです。
環境の合わない函館で、オーストラリアのハーブを栽培したい。と思うと、
人間の努力が不可欠になってきます。
私は室内にステキなグリーンを置きたくて、ティーツリーやレモンマートルを
栽培しているわけではなくて、ティーツリーや、レモンマートルを栽培したいから
置いているというところがあります(笑)
この事を忘れて、時々お客様にもそういう方向から話してしまう事があります。
全員がそうではないのだ。私みたいなハーブバカはそんなにいないのに。
と後で反省するのですが。。。(汗)
ただ、嬉しいことに、当店にはそういうハーブ好きの方がたくさん来られます。
一生懸命植物たちに向き合って、相談に来られたリ、説明に耳を傾けて下さる方々や
ハーブが好き、ハーブを栽培したいという方々がハーブ栽培を楽しめるよう、
なるべく無難な当たり障りないトークではなく、本当のことを誠実に伝えていきたい。
と思います。
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by solaogplanta2
| 2018-12-12 00:16
| ハーブ(植物&栽培)