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ヨーロッパの美術館だけを巡る旅④オランダ

夜行列車に乗る関係で、近い順に周るということが難しいので、

大体、国と国を毎晩越えながらの移動になります。

そのため、基本10時間とかの長距離移動です。


6人乗りクシェットに4人が乗車。

クシュエットは寝台車のことで、

3段ベッドが2つある6人部屋が普通でした。


全然知りませんでしたが、朝食付きでした。

パン2個、バターと、イチゴジャム、オレンジジュース、

コーヒーが配られました。

簡単な朝食でしたが、熱々のコーヒーにパンが最高でした。


オランダのアムステルダムに10時6分着。


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オランダは美術館の宝庫です。

首都のアムステルダムだけでも有名どころがたくさんありましたので、

ここは2泊しました。

駅で出会った日本人の女の子が泊まるというユースホステルに

一緒に案内してもらって、宿泊場所を確保できました。


一番楽しみにしていましたのは

ゴッホ美術館


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こちらはゴッホの作品ばかりを集めた美術館です。

どこの国ですか?というほど、日本人ばかりが訪れていました(笑)

日本人は私も含めて、やっぱりゴッホが好きですね。


ゴッホは生で見るのが良いです。

筆のタッチや、絵の具の盛りあがり感など

写真で見るのとは全くの別物。というほどの躍動感です。

自画像など、見ごたえのある絵画ばかりで、何時間居てもよいほどの充実感でした。

もう、これ見ちゃったら、とても絵なんか描けない。というほどの

素晴らしさで、感動モノでした。


そして、クレラーミュラー美術館も素晴らしい美術館でした。

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アムステルダムから列車と、バスを乗り継いで向かうので、1日がかりなのですが、

国立公園の中にある美術館です。


こちらも全く期待しないで訪れたのですが、ゴッホの作品もいっぱいあります。

”アルルの跳ね橋”や、”夜のカフェテラス”など。

あっ、ゴッホのオランダ時代の絵画、”ジャガイモを食べる人々”もこちらにあります。

人も少ないのでゆっくり観賞できますし、周りは緑で、自然の中に佇むステキな美術館でした。



一番有名なのはアムステルダム国立美術館だと思います。

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2度目でしたが、こちらは何度訪れても良いほどの美術館です。

広すぎて見きれないというのもありますが。

レンブラントや、フェルメールが好きな方は間違いないと思います。



アムステルダム最終日にこの美術館を訪れたのですが、オランダの現金が全然なく、

入口のところにいた日本人の方に、ドイツマルクとオランダギルダーを

交換してもらったお陰で入館出来ました(笑)

キャッシュカードを使って、現地のATMで、その都度最小限のキャッシュを

引き出していました。両替は面倒なので、大体その国で使い切る形で、

お買い物はクレジットカードを使うので良いのですが、小さなお店でパンを買うとか、

乗り物に乗る、美術館の入場料などのために現金は必要でした。


美術館の帰り道、

通りかかったお店から、とっても良い匂いがして、

思わず入ってしまったお総菜屋さんのおかずたちが、

どれもこれも本当に美味しそうでした。

ただ、所持金は美術館のチケットを買ったおつりの

300円くらいしかありませんでしたので、

念のためカードは使えるか聞いてみたのですが、使えないとのこと。


「これしかお金がないから。。。」とお店を出ようとしたら、

お店のお兄さんが、「これが食べたいの?」と聞くので、

「でも、いくらなの?」と聞いても答えてくれず、

「これがいいんだな?」「野菜のも欲しいのか?」

「パスタはどうだ?」とどんどんすすめてくれるのですが、

「でも、本当にこれだけしかお金ないんですよ」と、言っても、

任せておけ!みたいな顔で、パックに色々と詰めてくれました。


「え!?ありがとうございます!!スミマセン。

全然足りないと思うけど、全財産置いていきます。」と、

オランダのお金を全部置いてきたのですが。

それでも本当に350円くらい。

大大大サービスをしてくれたのだと思います。


宿泊場所のすぐそばでしたので、まだ温かいお惣菜を食べたのですが、

ビックリするほどの美味しさでした。

パプリカにライスとマッシュルームが詰めてあるもの、

下には野菜炒めが入れられていて、チーズのかかったパスタも。


あんなに美味しいお惣菜は後にも先にも食べたことがないかもしれない

というほどの美味しさでした。

その後、アムステルダムを訪れるたびに探しているのですが、

見つけられません。

場所もうろ覚えですし、細かい路地がいっぱいありますし、

あんなに美味しいけど、あの方、商売っ気がなさそうなので、

まだ、やっていてくれたら良いのですが(笑)

国立美術館の事を思うたびに、このイタリアンのお総菜屋さんの事を

合わせて思い出します。



アムステルダムから、オーストリアのウィーンへ


⑥アンネフランクの家

⑦ゴッホ美術館

⑧市立美術館

⑨国立美術館

⑩クレラ―ミュラー美術館










by solaogplanta2 | 2020-02-16 00:22 | 旅行

ハーブのお仕事とお庭の植物について


by solaogplanta2
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