初めての海外旅行④初めての後悔

一大決心をして、親にお金を借りようと、電話をかけました。

第一声が、「ちょっと、いつ帰ってくるの?1ヵ月で帰るって言っていなかった!?」でした(汗)


実は初めての海外旅行の話を両親にした時、父が珍しく反対しました。

母は何でも反対する人でしたが、私が決めたことを一度も反対したことがなかった父です。

「今回ばかりは賛成できない。キャンセルしてきなさい」と言われた時は

これは行けないな。と思いました。

しかし、この事を知った親友のお母さんが、わざわざ実家に電話して下さって、

住んでいる場所の治安も良いこと、親友が楽しみにしている事、責任持ちます。

とまで言って下さって、「1ヵ月だけなら」という事で、お許しを得て、旅立ちました。


旅立ちましたら、こっちのもです。当然1ヵ月ではなく、3カ月の滞在になるのですが、

更にお金を借りて、出来たら1年くらいは延長したい。と考えていました。


ですが、この言葉を聞いて、お金を貸して。という言葉を飲み込みました。

「もうすぐ帰ります」と伝えました。


滞在できる場所があり、親友がいてくれ、学校に通えて、学生ビザもとれる。

あんなに苦手だった英語が分かるようになってきて、話すことも楽しくなって、

友達も出来始め、やったこともなかった様々な事を始める楽しさ。。。

アメリカでやってみたいことはいっぱいありました。

人生がガラッと変わってしまうような予感を感じながら、帰国の日が近づいてきました。


学校の最終日、グラマーの先生が「ケイコ、来月からレベル2よ」と言いました。


この時、親にお金を貸して。と、お願いしないで諦めた事をとても後悔しました。

全人生の中で、戻れるとしたら、私はこの時に戻りたい。と今でも思います。


そして、せっかく巡ってきたチャンスを逃したことを

後々、何度も思い出しては 後悔しました。


実はこの後悔があったからこそ、10年後、スペインにやってきた日、

わーっとチャンスが巡ってきた時に 一瞬も躊躇しないで、

チャンスの神様の前髪を掴んだのです。

もう絶対に後悔したくないと思っていたからですし、

チャンスの神様に前髪しかない事も知っていました(笑)


後日談ですが、フロリダから帰国して、両親に学校の事、

英語が少し話せるようになったことを話しました。

英語の出来ない私から、そんな言葉を聞いてびっくりした母が

「じゃあ、もっと勉強すればよかったじゃない」とあっさり言ったのです。


なぜ、電話で私はこの事を話さなかったのか。。。

話していたら、お金も貸してもらえたかもしれなかったのに。。。

(今の私なら、この時点で、じゃあ、お金貸して。と言って、

すぐまたフロリダに戻るな。と思いますが)


この後、就職し、仕事に追われる生活を続け、やっと退職した時に、

もう一回だけ、あの時のやり直しをしたいと思いました。

あの時の事を後悔したまま生きるのが嫌でしたし、

新しい会社に再就職する前に1年間だけ回り道しよう。

人生が変わったかもしれない、あの時をもう一度再現しよう

と、ノルウェーに留学したのです。


ところが、ノルウェー留学は 私が考えていたものとは全く違うものでしたけど(笑)

ノルウェー留学の時の話はコチラから → ノルウェー留学の話


当然、あの時点からの再現など出来るはずはないのです(笑)


ですが、ノルウェーにいた時、

まさか、その後にスペインで生活することになるとは思いもしませんでしたし、

フロリダの時のようなチャンスがどんどん巡ってくる体験を

また別の形で経験できるとは思ってもみませんでした。

人生は何があるか分かりません(笑)

スペインの話はコチラから → スペインに住むことになった理由




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冬の滞在でしたが、過ごしやすい季節でした。暑くもなく、寒くもなく。

熱帯植物園や、公園には花や、鳥などたくさんキレイなものがいっぱいありました。


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クロコダイルやアリゲーターもいっぱい。

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この初めての海外体験で、私の世界は大きく広がって、

語学学校で様々な国のクラスメイトに出会ったことで、世界で起こる出来事は私の身近な出来事になり、

物事の価値観はガラッと変わりました。

このまま、世界に本当にあるものを見ないで、死んでもいいの?出来るだけ、この目で見に行きたい。

と思うようになりました。


無言のまま、タンパ空港まできた時とは違って、帰りはタンパから、ロサンゼルスまで、

3回も国内線を乗り換えるという荒業で帰りました。


実は帰りの飛行機のチケットが、ロサンゼルスから日本までだったことを後で知りました(驚)

ですが、旅行会社へ一人で行って、タンパからロサンゼルスまでのチケットを

なるべく安い方法で購入できるよう相談できるまでに成長していました(笑)

タンパからオーランドを経由して、コロンバス(オハイオ)→フェニックス(アリゾナ)

→ロサンゼルス。そして、一人でロサンゼルスのホテルに泊まり、

翌日大韓航空で日本へ帰国。


困った時は何でも人に聞けるくらいの度胸は付くようになりました。


それから、年1,2回は海外旅行へ行く生活になり、

20代は旅行ばかりすることになります。










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Commented by ラビット愛 at 2018-10-20 14:24 x
こんにちは。アメリカのお話とても素敵でした。私は海外へ行った事がないのでとても羨ましくよませていただきました。今ある、本当の世界を見ないまま死んでもいいのか。そんな風に思えるまで価値観がかわるのですね。
親友さんがホームシックでなかったら、海外へ行くこともなかったのかな?と思うと親友さんとの出会いからこの物語ははじまっていたのかな?と感じました。
最初はドキドキしながら、読み進めるのですが、あなた様の成長っぷりに感動して、なにか清々しさと、あーあこれは帰るしかないのかなと言う落胆と。青春小説を読んでいるようでした。
世界を見てきた方のお話は私をワクワクさせてくれます。植物を通して広がる世界のお話等もまた楽しみにしています。(^^)
Commented by solaogplanta2 at 2018-10-20 20:27
> ラビット愛さん
こんにちは。お久しぶりです。コメントどうもありがとうございます。ご覧下さってありがとうございます。すごい狭い価値観の中生きてきた私が大きく変わった出来事でした。彼女には本当に感謝しかないです。また、時々旅の話や、世界の話も書いていこうと思っております。またぜひご覧ください。
by solaogplanta2 | 2018-10-20 00:58 | 旅行 | Comments(2)

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