ポンポネッラの切り花
2018年 07月 11日
つるバラのポンポネッラを少し切りました。
このところの雨のため、花が傷みますし、
歩道の方に張り出した枝が歩行者の方の邪魔になりはしないか、
気がかりでした。
結構な勢いで飛び出していましたので。。。(汗)
カットしたお花は店内に。
バラの楽しさはここにある気がします(笑)
「庭に植えっぱなしで、1年中お花が咲いて、切り花に出来るものってありますか?」
と、お客様によく聞かれますが、
私はバラだと思います。
植えっぱなしで冬越し出来る宿根草は季節の中で1度しか咲かないものばかりですので、
1つのお花で1年中のお花は期待できません。
また、そのお花の咲いている期間も、短いもので1日から、長いもので1ヵ月くらいです。
だからこそ、お庭で咲いた宿根草のお花を生ける時はお庭を切り取ったような
生き生き感と、季節感を感じられます。
1年で枯れてしまう1年草は次々咲きますし、切り花にも向いているお花も多いですが、
春だけ、秋だけと、やはり季節の中で咲きます。
季節ごとの1年草を上手に植えて、切り花にして季節感を感じたり、
野の花を小さな花瓶に生ける。という感じは私も大好きです。
栄養系のお花は1年中、冬近くまで咲いてくれますが、切り花にしてみますと、
短すぎたり、花持ちが悪かったりと、鉢植えで生き生き咲いている時に比べて
物足りなさを感じます。
バラは年がら年中、次々咲き続けるとはいきませんが、
春、夏、秋、下手すると雪が降る後まで咲きますし、
切り花にしますと、1輪でも存在感があります。
ポンポネッラは房咲きの小花系ですが、まとめて生けると豪華になりますし、
蕾多めにすると、ナチュラルな感じになります。
私はこういうのが好きです(笑)
そして、飾っていく中で段々お花が傷んできましたら、切っていくのですが、
最後の短くなったものも可愛らしいです。
ソープディッシュの上に小さなコロンとしたガラスの瓶を乗せて。
この時期のために、ガラス瓶や花瓶になりそうな瓶は
いっぱいストックしております(笑)
余談ですが、以前、エンデバーさんのオープニングイベントに参加した時、
ペンペン草の入ったブーケを頂いたのですが、嬉しい驚きでした。
切り花向きとか、花持ちがいいとか、良いとか、ダメとか、
あんまり気にしないで、好きなお花や、葉っぱを好きなように飾って
楽しまれたら良いと思います(笑)
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by solaogplanta2
| 2018-07-11 00:20
| バラ