草花系の寄せ植えも
2018年 05月 30日
昨日、栄養系の寄せ植えはお花を取ってから植えると、早く大きくなりますと
書きましたが、
実はどんなお花も、お花を取って、植えこんだ方が、早く根付きます。
春の寄せ植えは 大体蕾や、お花が咲いた状態の株を植えこんで作りますが、
2週間くらいたっても、あまり根付いていないことが多いです。
オステオスペルマムも、フレンチラベンダーも、
ちっとも変化がないので解体してみますと、
植え込んだ時のまま、コロンっと出てきます(汗)
では、いつ根が伸びてくるのか?と言いますと、
その咲いていたお花が一回終わってからです。
植えこんで、2~3週間くらいたちますと、咲いていたお花が終わって、
蕾も咲き終わって、1回休憩となります。
メインのお花が無くなって、ちょっと寂しい寄せ植えになってしまうのですが(汗)
今まで、お花を咲かせるために上がっていたエネルギーが、下に降りてきます。
葉っぱで作られる栄養も、お花が無いと、自分の体を大きくするために使われます。
お花が無くなりますと、ちょっと気持ちが向かず、あまり目に触れないところに
ついつい置きがちです。
雨が降っても、まあいいか?と、そのままにしてしまいますし。。。(笑)
その間に、根がぐんぐん伸びて、根がしっかりはるので、栄養や水も、よく吸って、
二まわりくらい大きくなっています。

雨が降っても出しっぱなしでしたため、ちょっと垂れ気味ですが(笑)
2回目のお花は花付きもよく、かなりモリモリになります。
ちなみに、サルビアセンセーションの蕾も取って、鉢に植えこみ。

宿根草も、お花が咲いたものから売れていきますが、
私はお庭に植える時に、もしお花がさいていましたら、お花を取ってから植えます。
速やかに根付いて、土壌の水分や空気を吸えるようになることが、とっても重要なので(笑)
植え付けの時に起こりやすい不調や、雨や、太陽が照り過ぎてなどのお天気によるトラブルなんかも
ずいぶん軽減されます。
そして、たくさん根がはれると、それだけたくさんの水や、肥料を吸収できますので、
株は大きくなって、お花もたくさん咲けるようになります。
丈夫に育った株は何度も切り戻しをしても、また咲いてくれるようになります。
ぜひ一度、やってみて下さい(笑)
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by solaogplanta2
| 2018-05-30 00:56
| 園芸&栽培方法