ルドンの植物誌展
2018年 03月 25日
先日東京で、ルドンの植物誌展を見に行ってきました。
以前から、行けたらいいな。と思ってチェックしていたのですが、
タイトルが変わって、”ルドンー秘密の花園”になっていました(笑)
”植物誌展”というタイトルの方が私は好きだったな。。。
ルドンは黒と白の少しグロテスクなリトグラフのイメージが強いですが、
お花の絵も、たくさん描いています。
一番有名なのは グラン・ブーケというパステルで書かれた絵です。
大きな絵ですが、この絵がすごく好きです。

以前も、東京駅の側にある三菱一号館美術館にあるルドン展を見に行きましたが、
今回も見ることが出来て、よかった。
ルドンは若い時に植物学者のアルマン・クラヴォーと知り合い
影響を受け、
晩年は花卉に生けられたお花の絵をたくさん描いています。
今回はドムシー男爵の城館の食堂を飾った装飾の壁画も
オルセー美術館から、やってきて、
グランブーケと一緒に見ることが出来ました。
植物がテーマだけあって、とにかくお花や植物が描かれた絵ばかりです。
あっ、この青いお花はコーンフラワーじゃない!!
このパヤパヤっとした葉っぱのはカモミールよね。
と、お花にばかり目がいきます(笑)
ナナカマドの赤い実を見つけたり、
蛾みたいなチョウチョが描かれていたり、とても楽しかったです(笑)
この三菱一号館美術館はこじんまりとした美術館ですが、建物の雰囲気がとっても良いです。
窓から見る中庭や、階段の手すりなんかも素敵で、私のお気に入りの美術館です。
こんな美術館が函館にもあったらなー。仕事帰りに見に来れたらすごく心が充実しそう。
美術館として建てられたものも見やすく工夫されていて、良いですが、
古い建物を美術館として活用しているという美術館は特に好きです。
ルドン -秘密の花園
三菱一号館美術館
2月8日~5月20日まで開催しています。
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by solaogplanta2
| 2018-03-25 00:54
| 本と音楽