イスラエル旅行④死海写本館と市場とタイムエレベーター
2018年 02月 23日
団体行動の合間にちょこちょこフリータイムがありましたので、
めいいっぱい楽しみました。
エルサレムでは死海写本館へ。
旧市街から、この博物館のある新市街まではバスに乗って行きました。
どこからバスに乗るのかもなかなか大変で、
大勢の方に道を尋ねながら行くことになりました。
独特のフォルムの博物館です。
イスラエル博物館の中に死海写本館があり、中は全面撮影禁止でした。
世界最古の聖典と言われる、死海文書が展示されています。
死海の側のクムラン洞窟で、紀元前3~2世紀に写本された
世界最古のヘブライ語の聖書が1947年に見つかり、
20世紀最大の発見と言われています。
その巻物だけでも一目見ておきたくて。。。
あとは広すぎて、覚えておりません。
イスラエルについて、初めは治安の面など心配していたのですが、
このフリータイムで感じたのが、イスラエルの人はとても親切で、
英語も通じる。ということでした。
(いえ、英語が通じなくても、何とかなる。地元の人たちは英語を話さなくても
何とかしようとしてくれるので(笑))
すっかり気を良くして、帰りは歩きで戻ることにしました。
道も入り組んでますし、表記も分からないので、地図を見ても全くピンときません。
とにかく曲がり角の度に聞く、という方式で目的地へ向かうのですが、
地元の人たちの道案内なので、民家の脇の階段を上がるとか、
公園を通り抜ける。などという近道を教えてくれるものですから、
かなりドキドキでした(笑)
アハネ・イエフダー市場はエルサレム最大の市場です。
様々な果物や野菜、
お菓子やパンもいっぱい売られていました。
すごい楽しい市場でした。
バナナは4本で2NIS(60円)、ミカンは5個で0.9NIS(27円)
菓子パン1個、1NIS(30円)というお安さ。
街の人たちもそうでしたが、市場の人たちも、みんな愛想がよくて、
温かい笑顔で、見てくれている感じがしました。
バナナが高いお店で「うーん」と思って、立ち去ると、
「どうしたの?少しでも良いんだよ」とみんなに声をかけられてしまい、
困って、「うーん」と声を出すと、周りの人方も「うーん」と言って、笑ったりして。
カメラを向けても嫌な顔しませんでしたし。
本来なら、道で地図を広げる。というのは不用心なのですが、
ついつい地図を広げていると、必ず誰かが、「お手伝いしましょうか?」や
「どちらに行きたいの?」と声をかけてくれました。
通り道なので、一緒に行きましょう。とか、案内しましょう。と一緒に来てくれたり、
道に迷ったところで、出会ったおじさんに車で送ってもらったりもしました。
今思うと、車は不用心でしょう?!と思いますが、
その時はそのぐらいエルサレムの人々の親切に慣れてしまっていたと言いますか、
自分自身がすごく馴染んでいました。
ですから、普段なら絶対にしない、夜に一人で出歩く。という冒険行為まで
してしまいました。
タイムエレベーターというアトラクションがあり、
そこに行きたい!と思い、夕食後のフリータイムに出かけました。
ホテルから公園を突っ切ると近道なのですが、夜に人気のない公園を通るなんて
前代未聞です。ですが、大きな道を通ると、3倍の時間がかかります。
そこで、公園を全速力で走って通り抜けるという荒業で、横断。
目的地のタイムエレベーターは動く椅子に座って、スクリーンを見ながら
イスラエルの歴史を旅する。というアトラクションでした。
時代が変わるたびに椅子が動くので、臨場感が満載でした。
20:20のチケットを買おうと思ったら、満席と言われ、
次の回では門限に間に合わない、でも、せっかく公園を突っ切るという荒業を
使ってまでやってきたのに、体験できずに帰るのはあんまりだ。
ということで、ホテルに電話をかけて、門限に間に合わない事情を説明したい。
と、事務所で電話を借りることに。
その説明を電話でホテルの人にする自信はありませんので、
事務所の人に電話をかけて話してくれと、事情を話したら、
「じゃあ、20:20の回に見れたら問題ないんだね」
と、満席と言われた回に入れてくれ、問題なく予定通り事が運びました。
とにかく、周りの人々がすごく親切で、温かく、
言葉のハンディも全く感じませんでした。
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by solaogplanta2
| 2018-02-23 00:25
| 旅行