物語の中のハーブ
2017年 12月 10日
昔から本が大好きで、子供の頃は毎日、毎日、本を読んでいました。
ただ読むだけではなく、出てくるお料理や背景を想像しながら入り込んで読んでいましたので、
現実と物語の世界が曖昧でした(笑)
現実の記憶は曖昧ですが、心惹かれた物語の中に登場した品々は
深いところで、今でもいきているようです。
ハーブに惹かれて、どんどんハーブにのめり込んできた背景に
この子供の頃に読んだ物語の影響は大きいような気がします。
今改めて読んでみると、ハーブがたくさん出てきますし、
暮らし方もすごく影響を受けているな。と思います。
特に物語に出てくるお菓子は私の憧れの世界でした。
赤毛のアンのイチゴ水や、レイヤーケーキ
大草原の小さな家の糖蜜キャンディーや、アップルパイ
若草物語のクリスマスのご馳走
子どもの頃に一番好きだったアンデルセン童話は”親指姫”でしたが、
チューリップのお花の中から生まれて、
クルミのベッドと、スミレとバラの花びらのお布団。
弱っているツバメを看病する時にはペパーミントの葉を頭の上に乗せてあげる。。。
お庭の世界のおままごとみたい。(笑)
本ばかり読んでいましたが、インドアではありませんでした。
お庭や、ハウスの中や、木の上で、本を読むのが好きで、
一番のお気に入りは松の木の根元。(意外に和風)
周りはツツジの木に囲まれていて、中が見えなくなっていましたので、
その根元を隠れ家にして過ごしていました。
自分は隠れているつもりでも、丸見えだったと思いますけど(笑)
お腹が減ったら、秘密のキイチゴや(自分だけが生えている場所をしている)
レンゲの花の蜜をすっていました。
そして、ホウセンカのお花を爪の上に乗せてマニキュアをしたり。。。
今思い出すと、すごく楽しんでいたっぽいですね。
お庭と、本のこと以外はあまり興味はありませんでした(笑)
大人になって改めて購入したアンデルセン童話。
この装丁に惹かれました。
ハリー・クラークの挿絵が印象的な アンデルセン童話集 (新書館)
大人になって読むと、また違った印象を受けます。
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by solaogplanta2
| 2017-12-10 00:12
| 本と音楽