ラップランド地方③

カラショク9:25に出発、バスでフィンランドのイナリを目指します。

ノルウェーとフィンランドの間には時差がありますので、

フィンランドタイムでは10:25発という事になり、ややこやしいです。

途中の国境で、パスポートチェックもあり。

(パスポートを携帯していてよかった(笑))

イナリにはフィンランド時間の12:20着。

とっても小さな町です。人口500人。

ホテルもバス停の目の前の安宿が1件しかなく、

1階はバーや、カフェ、キオスクが一緒になったようなお店で、

そのバーカウンターで宿泊したい旨伝えると、

まだ掃除してないけど、荷物を置いていいよー。と言われ、

昼間っからお酒を飲んでいるおじさん方の好奇心の目にジロジロ見られながら、

2階のお部屋へ。2段ベッドに、トイレ、シャワー、TV、冷蔵庫付き、

朝食も下のバーで食べられるそう。

1泊125Fm(約2750円)ですから、期待はしておりませんでしたが、

十分です。

イナリにはSIDAというサーミ博物館があります。

フィンランドに来たら、サーメからサーミに呼び方が変わります。

早速目的の博物館へ出かけました。

小さな町なので、全て歩きで行けます(笑)



小さな田舎町には似つかない、近代的な博物館にびっくり驚いてしまいました。

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あまり期待せず訪れた博物館でしたが、展示物が多く、

サーミの人たちの歴史や文化がとてもよく分かる素敵な博物館でした。


サーミ人の暮らしぶりや自然が、ビデオや、たくさんの写真で紹介されていて、

非常に分かりやすく、充実していて楽しかったです。

それだけでも大満足でしたが、一番印象に残ったのはお昼ご飯でした(笑)

丁度お昼時で、カフェではランチビュッフェが食べられました。

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私の大好きなジャガイモの塩煮と、ライスとミートの炒め物を何かで包んだもの、サラダ色々

パンとコーヒーの北欧らしいお食事。

種類は少ないですが、なにより、温かいお食事が頂けるのが嬉しかった。

そして、ジャガイモの塩煮さえ頂ければ私には大満足です。

一人旅なので、ほとんどレストランなどで食事をすることが無いものですから。。。

温かい料理というだけで感激してしまいます(笑)

ランチビュッフェ42Fm(約924円)

まさか、博物館で、ご飯が食べられるなんて思っていませんでしたが、

思いがけず温かいお食事が頂けて、身も心もすっかり温まりました(笑)



その後、町に戻り、道路沿いにある手袋や靴下の編み物のお店を発見。

大きなテーブルいっぱいに伝統的な北欧の模様の靴下と手袋が

ずらーっと並んでいる様子にすっかり心が奪われました。

一つ一つ手作りで、作った人の名前が書かれていました。

お金があるならば、お店一件買い占めたいほどの気持ちでしたが(笑)

悩みに悩んで靴下や手袋を吟味。

すでに帰る準備を始めているお店の方々の視線を感じながらも

粘りに粘って、3つ選びました。

毛糸の小物の向こうにはサーミのCDや本、色々な小物、アクセサリー

洋服まであったのですが、そこまでたどり着けなかったです。

ホテルに戻った瞬間に、もっともっと買えばよかったと後悔。

翌日朝一でお店に出かけましたが、その日から秋休みに入ってしまっていました。

いまだに悔やんでおります(笑)

タイムマシーンがあったらこの時に戻りたいです。

(あっ、また行けばいいのですね(笑))


このイナリでも、フィンランド人の男の子との出会いがありました。

道で会って、道沿いでお店をしているという事で、そこで、夜遅くまで

お菓子を食べながらおしゃべりをしました。

あんまりあくせく働きたくないから、夏はガイドの仕事をし、釣り道具などを売って、

冬はお店を閉めて、好きな魚釣りをしに旅行したり、他の場所へ出かけたりするのだそう。

日本で朝から晩まで休みもなく働いてきた私にとっては

青天の霹靂といいますか。

この時の会話は

そういう生き方をしても良いのか。というような

今まで見えなかった見方が出来るようになるきっかけになりました。


学校ではみんなが避けるようにして側に来てくれなかったのに、

こうやって、この旅では毎日誰かに出会い、皆が集まってきて、おしゃべりをし、

話が出来る楽しさを味わいました。神様のくれたご褒美かな?と思いました。


翌日、イナリから、サンタクロースの町ロバニエミへ、


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サーミ博物館の側のイナリ湖はすでに氷がはっていました。

ログナンの町とはやはり気温が違います。

シャキッとするような空気のイナリから、ロバニエミへ。

今度は南におりていきます。









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by solaogplanta2 | 2018-02-09 00:08 | ノルウェー | Comments(0)

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